紅鮭とほうれん草のクリーミーグラタン

手作りホワイトソースと紅鮭の味が絶妙。
監修:飛田和緒さん

材料【2~3人分】

紅鮭切身 3~4切れ
じゃがいも 2個
ほうれん草 4株
玉ねぎ 1個
小麦粉(鮭用) 適量
小麦粉(ホワイトソース用) 大さじ3
牛乳 2カップ
適量
こしょう 適量
シュレッドチーズ 適量
オリーブオイル 小さじ1
バター 20g
注文できる材料

作り方

1
・解凍した鮭は軽く塩をふり、10分ほどおく。ペーパータオルなどにのせて、しっかりと水けをふき取る。骨は除き、ひと口大に切る。塩・こしょうして、小麦粉を全体にまぶす。
・玉ねぎは縦半分に切り、繊維に垂直に1cm幅に切ってほぐす。
・じゃがいもは皮付きのままゆで、熱いうちに皮をむいて、大きめの乱切りにする。
・ほうれん草は塩ゆでして、長さ4cmに切り、しっかりと水けをしぼる。
2
深めのフライパンにバターを入れて中火で熱し、溶けてきたら玉ねぎを加えて炒める。しんなりとしてきたら、小麦粉を1杯ずつふり入れて、弱めの中火でなじませながら炒める。
point
●小麦粉は玉ねぎにからめて
手作りホワイトソースを上手に作るコツは、しんなりとした玉ねぎに小麦粉を1杯ずつ加えて、なじませながら炒めること。こうするとダマになりにくくなめらかになりますよ。玉ねぎは薄切りが多いですが、具としての食感を残したいな、というときは今回のように厚めに切ります。
3
粉っぽさがなくなったら牛乳を少しずつ入れて、木べらでたえ間なく混ぜながら加熱する。混ぜたあとに筋が残るくらいの濃度になったら、味をみて、塩(小さじ1/3)で味付けする。
point
●絶えずかき混ぜなめらかに
小麦粉が玉ねぎになじんだら、牛乳を少しずつ加えて伸ばしていきましょう。常にクツクツとさせながら、木べらで混ぜ続けるとなめらかなソースに仕上がりますよ。玉ねぎに付いた粉が溶けきって、ソースをかき混ぜたあとが筋になって残るくらいが目安です。
4
フライパンにオリーブオイルを熱し、鮭を入れてさっと表面を焼き付ける。
point
●鮭はソテーのひと手間を
鮭はオーブンに入れる前に下味を付け、小麦粉をまぶしてソテーを。このひと手間が、鮭のうまみを引き出してくれるんです。身も崩れにくくなるので、食べたときにふっくら香ばしい鮭が楽しめますよ。
5
耐熱容器にじゃがいも、ほうれん草、鮭を入れて(3)をかけ、チーズをちらす。250℃に予熱したオーブンで20~30分ほど焼く。
6
*身につくメモ
手作りホワイトソースのコツを覚えて、おいしいグラタンに
ホワイトソースというと、手間がかかる、ダマになりそう、焦がしてしまいそう…と難しいイメージがあるかもしれませんが、コツを覚えればじつは簡単。材料は玉ねぎ、バター、小麦粉、牛乳とシンプルですし、焦らず順番にポイントを押さえればおうちで手軽においしいソースが作れますよ。わが家ではソースにみそを入れて、ちょっと和の風味にアレンジすることもありますね。
グラタンのメインにはシーフードやゆで卵、コンビーフを使うことも。この時季なら、里芋やきのこを合わせてもおいしいですね。

注文できる材料

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