牛スネ肉と野菜の煮込み

ひと晩おいて、ブイヨンいらず。素材のうまみを生かして、シンプルながら味わい深いひと皿に。
監修:飛田和緒さん

材料【2~3人分】

牛スネ・ネックシチュー用 360g
玉ねぎ 1個
じゃがいも 2個
人参 1/3本
にんにく 1片
適量
こしょう 適量
きざみパセリ 適宜
オリーブオイル 大さじ1
注文できる材料

作り方

1
【1日目】
牛肉は解凍してペーパータオルにのせ、水けをふき取り、塩・こしょうする。玉ねぎ(1/4個分)は薄切りにする。にんにくは薄切りにする。
2
ふた付きの鍋(厚手のものがおすすめ)に、オリーブオイルとにんにくを入れ、弱火にかける。にんにくが香ばしくなってきたら、牛肉を入れて焼き付ける。
3
肉の色が変わったら、薄切りにした玉ねぎを入れて炒め合わせる。水(2カップ)を加え、ふたをして弱めの中火で1時間ほど煮る。
point
●玉ねぎの甘みでコク深く
お肉を仕込むときは、薬味のようなイメージで、玉ねぎをいっしょに煮込みます。玉ねぎの甘みがじんわり行き渡って、お肉もスープもより味わい深くなるから、味付けはシンプルに塩・こしょうだけで充分です。
4
火を止め、さましてから冷暗所または冷蔵室でひと晩おく。
point
●ひと晩寝かせてやわらか
牛肉の煮込みをおいしく仕上げるポイントは、弱めの中火でコトコト煮込んでからさまし、時間をおくこと。あとはひと晩放っておくだけで、“時間”がお肉をぐっとやわらかにしてくれます。牛スジや豚のかたまり肉にも応用できるので、ぜひ試してみてくださいね。
5
【2日目】
玉ねぎ(3/4個分)はくし形切りにする。じゃがいもはひと口大に切る。人参は細切りにする。
6
(4)にくし形に切った玉ねぎ、人参、じゃがいもを入れて、水(約2カップ・肉がかぶるくらい)を加えて煮る。じゃがいもがやわらかくなったら、味をみて、塩・こしょうで調える。器に盛り、好みでパセリをちらす。
point
●野菜は食べる日に煮る
野菜は食感を楽しむため、食べる日にお肉の鍋に加えて煮ます。野菜を加えるとき、鍋の水分が少なければお肉がかぶるくらいを目安に水を加えて。野菜が煮えたタイミングで必ず味をみて、塩・こしょうで調えましょう。
7
*身につくメモ
おもてなしや特別な日のメインにも
牛スネ肉の煮込みは、わが家のおもてなしの定番料理。前日に煮ておけば、当日は野菜を入れるだけなので、意外に手軽なお料理です。夕食の準備のついでに火にかけたり、お掃除の間に煮たり、ほかのことをしながら仕込めるのもうれしい。
お肉は、たっぷりのワインでひと晩漬け込んでから煮込めばいっそうやわらかく、おとなの味わいに。いっしょに煮込む野菜は、ごぼうや大根、れんこんなどの根菜、キャベツや白菜などの葉物野菜を使ってもおいしいです。

注文できる材料

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