豚の角煮と煮卵

「二重ぶた」でやわらか。
監修:飛田和緒さん

材料【3人分】

豚バラブロック 400g
3~4個
ほうれん草 適量
1カップ
しょうゆ 大さじ3
砂糖 大さじ2
注文できる材料

作り方

1
【1日目】
豚肉はひと口大に切る。鍋に豚肉、たっぷりの水を入れて火にかけ、ゆでこぼす(沸騰したら1分ほど煮立てる)。火を止め、ゆで汁をこぼし、肉を一つひとつていねいに水洗いしてアクを落とす。
point
●脂を落として味しみよく
味がよくしみた角煮を作るコツは、お肉の脂をしっかりと落とすこと。一度ゆでこぼしたあと、酒を加えてじっくり煮てひと晩おきます。時間をおくことで余分な脂が落ちて、味がしっかり入りますよ。
2
鍋(厚手のものがおすすめ)に、ゆでこぼし済みの豚肉、酒、かぶるくらいの水を入れ、中火にかける。ふつふつとしてきたら落としぶた、鍋のふたをして、弱めの中火で1時間煮る。そのままさまして、ひと晩おく。
point
●「二重ぶた」でやわらか
1日目にお肉を煮るときは「二重ぶた」がおすすめ。紙の落としぶたと鍋のふたが煮汁の蒸発を防いで、お肉がしっとりやわらかに仕上がります。
3
【2日目】
卵を好みの固さにゆでる。ほうれん草は塩(分量外)でゆで、水けをしぼって食べやすい長さに切る。
4
(2)の煮汁の上に固まった脂をていねいにすくい取り、砂糖を加えて中火で10分ほど煮る。しょうゆを加え、ふたをとって煮詰めるようにして味を含ませる。
point
●ラードもムダなく活用
ひと晩おいて煮汁の上に固まった脂は、ていねいにすくい取っておきましょう。このラードは、チャーハンや炒め物に使うとコクが出るんですよ。冷蔵保存で1週間以内に使いきるのが目安です。

●砂糖→しょうゆの順番で
砂糖を先に合わせて煮ることで、味がしみ込みやすくなります。しょうゆを加えたらふたをとって、煮詰めるようにして味を含ませて。煮汁が少なくなってきたところで、ゆで卵を加えましょう。
5
(4)の煮汁が少なくなってきたら、ゆで卵を入れて1分ほど煮からめるようにして卵を転がし、火を止め、さます。器に盛り、ほうれん草を添える。
6
*身につくメモ
「梅みそ味」のアレンジ角煮もおすすめ
今回紹介した定番のしょうゆ味のほかに、「梅みそ味」の角煮もおすすめ。作り方は、味付けのしょうゆ大さじ3を「みそ大さじ1/2、梅干し1個、しょうゆ小さじ1」に代えるだけ。酸味とコクがきいた、ちょっと大人な味わいになるので、ぜひ試してみてください。

注文できる材料

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