ちぎったキャベツやきのこ、ピーラーで薄切りにした人参を使って、野菜スープを作ろう。それぞれの野菜の名前、形、香りを確かめれば、子どもが野菜に興味を持つきっかけに♪ 仕上げに味見をして味を調えることで、「自分で作った感」が出てきて、自信につながります。
葉物やきのこ類は、子どもの手でもちぎりやすく、ちぎれていく感覚も楽しいはず。ギュッとにぎってしまってくたくたになっても、スープなら気にせずOK! 余裕がありそうなら、ピーラーを使って縦半分に切った人参などをスライスしてみても。
鍋に水(3カップ)、野菜を入れたら、計量スプーンを使ってコンソメ顆粒(小さじ2)を加えます。計量のときは、はしや指などを使い、スプーンから盛り上がったところを平らにならす「すりきり」を教えてあげましょう。材料を入れたらおとながコンロのスイッチを入れます。
「野菜に火が通ると、やわらかくなるんだよ」と伝え、変化の様子を観察したり、完成して食べるときに違いを感じてみましょう。コンロのスイッチを入れたあとはやけどに注意。
おとながおたまでスープを小皿にうつし、粗熱がとれたら子どもに味見をしてもらいましょう。味の感想を聞き、「薄い?ちょうどいい?」と声かけをして、薄ければ塩(少々)をふりかけても。
自分で作ったスープなら、野菜もパクパク食べてくれるかも! また、テーブルナイフでカットしたウインナーやちくわを加えれば、うまみ&食べごたえがアップします。
コメント・監修 中村美穂さん