包丁はまだ早いかな、と思ったらピーラーの出番! 小さな手におさまるサイズを選んだら、やわらかいきゅうりから始めてみて。シューッとむいていくと、「自分で調理した」実感が出てきて、ますますお手伝いが楽しくなるはず。道具を使ったお手伝いで、子どもに少しだけ背伸びさせてあげましょう。
初めてのピーラーに子どもは興味津々。まずは形を確認して、いっしょににぎってみましょう。刃が付いている部分を見せながら、「ここは触らないでね」と約束することも大切です。
始めにおとなが少しだけむき、その面を下にして平らなまな板などに置けば安定します。子どもがきゅうりの端をおさえたら、まん中にピーラーをあててスタートさせて。力を入れずに横にスライドさせます。途中できゅうりの向きを変えながら、ゆっくり進めましょう。
子どもが夢中になっていても、きゅうりが小さくなってきたらおとなが代わって。最後までむきにくければ、ひと口大に切ってもOK。ピーラーに慣れてきたら、人参、大根、アスパラなどいろいろな野菜に挑戦してみて! 自分でむいた野菜なら、サラダもパクパク食べてくれるかも。
コメント・監修 中村美穂さん