食パンにジャムを塗ったり、野菜をのせたりして、ラップでくるくる巻いてみよう。サンドイッチは火や包丁を使わず、遊びのような感覚でつくることができるので、親子クッキングデビューにぴったり。調理のきほんや、1つの料理ができ上がるまでの過程を知ることができ、子どもの好奇心がたくさん刺激されるはず。
食パンの耳は、あらかじめおとながカット。めん棒や菜箸を転がして、パンを薄くのばすと、巻きやすくなります。力が足りないかなと思ったら、おとなも手を添えていっしょに。「薄くなった?」など、声かけしながら進めましょう。食パンは「8枚切り」がおすすめです。
ラップを広げ、パンを置いたら準備OK! 好きなものを塗ったりのせたりしましょう。量が多すぎると巻きにくくなるので、「パンの端っこはあけておこうね」と伝え、量は控えめに。
はじめのうちは、ジャムや薄焼きたまご、ピーラーで薄く削ったきゅうりなどが、巻きやすくておすすめです。巻くときはパンの手前を折って芯のようにすれば、巻きやすくなります。
手前からくるくる巻いたらラップで包み、両端をねじってとめます。むずかしければおとなが手を添えて、お手本を見せながら挑戦してみましょう。全て包み終わったら、10分ほど置いてなじませます。ひと口サイズにする場合は、ラップのままカットすれば崩れにくく、子どもも食べやすくなります。
ワックスペーパーといっしょに包んだり、両端をリボンで結ぶと、かわいらしい見た目に!
コメント・監修 中村美穂さん