とうもろこしを食べたことがあっても、皮付きの状態を見たことがない子どもも多いのでは?つぶつぶの黄色い実は葉っぱに包まれていること、もじゃっとしたひげがあることなど、子どもにとっては発見や驚きがいっぱい。「とうもろこしは夏にとれる野菜で、とれたての今がおいしいんだよ」と、野菜の旬についても話してみましょう。
とうもろこしを持ったら、葉っぱやひげの形を観察したり、香りを確かめましょう。「この野菜なーんだ?」とクイズを出してみても。ちなみにとうもろこしのひげの本数は、つぶの数と同じなので、皮をむき終えたあとに話してみるのも良いでしょう。
皮むきをはじめるときは、「葉っぱを引っ張ってみよう」「何が出てくるかな?」など、楽しく誘ってみて。まず、先のほうでひらひらした皮をつかみ、おしりのほうまでぐいっとむきましょう。子どもが持ちづらい場合、とうもろこしを机におくと安定します。下のほうまでむけたら、最後はおとなが手を添え、最後まで引きちぎります。
皮をむいたとうもろこしは、ラップに包んで電子レンジでチンすれば、そのままパクッと食べられます。「自分でむけた!」と、達成感や自信に繋がりやすく、食欲もアップするかも♪ひと手間かけて、しめらせたペーパータオルに包んでからラップをすると、よりふっくら食感に!とうもろこし1本あたり、3分ほど(600Wの場合。大きさによって調整)加熱し、粗熱がとれたらラップを外しましょう。電子レンジから取り出すときは熱いので、おとなが取り出してください。
電子レンジを使って加熱することで、とうもろこしの栄養素や風味が残りやすくなります。加熱する前と後で、色や香りの変化を楽しんでみるのもおすすめ!
コメント・監修 中村美穂さん