自家製カッテージチーズ
牛乳の風味が濃厚な手作りチーズ! デザートやサラダにアレンジしても♪
監修:菱沼未央さん
材料【作りやすい分量(仕上がり量 約80g)】
牛乳 | 2カップ(412g) |
---|---|
レモン汁 | 大さじ1と1/3(20g) |
作り方
1
●下準備
ボウルにざるをのせ、ペーパータオルを2枚重ねて敷く。
ボウルにざるをのせ、ペーパータオルを2枚重ねて敷く。
2
小鍋に牛乳を入れて火にかけ、55~60℃程度に温めて、火を止める。
目安は鍋のまわりに小さな気泡が出始める程度。温度計があれば、測ってください。
牛乳を60℃以上に温めると表面に膜が張り始めます。この主成分がチーズのもとであるカゼインです。膜が張ると、チーズのでき上がり量が少なくなるので、60℃以上に温めないように注意してください。
牛乳を60℃以上に温めると表面に膜が張り始めます。この主成分がチーズのもとであるカゼインです。膜が張ると、チーズのでき上がり量が少なくなるので、60℃以上に温めないように注意してください。
3
レモン汁をまわし入れ、10秒ほどおく。
4
スプーンで全体を10秒ほど、ゆっくりかき混ぜる。もろもろと固まり始めたら、そのまま2分ほどおく。
牛乳に酸(レモン汁)を加えることで、牛乳のたんぱく質がギュッと集まってくっついた状態になります。
酢など別の酸を使うと、固まるスピードや風味が異なるので、くらべてみるのもおすすめです。
酢など別の酸を使うと、固まるスピードや風味が異なるので、くらべてみるのもおすすめです。
5
(1)のざるに(4)を静かに注ぎ入れ、5分ほどおく。
こして出てきた液体を「ホエー(乳清)」と呼びます。
砂糖やはちみつを入れて飲んだり、スープなど料理に使っても。
砂糖やはちみつを入れて飲んだり、スープなど料理に使っても。
6
軽く水けをしぼって、器に入れる。
※できたてをそのまま食べても、冷やしてもおいしく食べられます。
※できたてをそのまま食べても、冷やしてもおいしく食べられます。
水けをしぼったカッテージチーズをラップできつく包んで形を整え、冷蔵室で冷やす。ひとかたまりになって料理にアレンジしやすくなります。2時間ほどで固まり始めますが、切り分ける場合は5時間以上おくのがおすすめです。
7
【食べ方いろいろ】
・いちごジャムを(5)で出てきたホエーでのばしてチーズにかければ、「レアチーズケーキ風」スイーツに。はちみつをかけても。
・薄切りにしたトマトや大葉(またはバジル)とチーズを合わせ、塩・こしょう、オリーブオイルをかければ「カプレーゼ風サラダ」に。
・いちごジャムを(5)で出てきたホエーでのばしてチーズにかければ、「レアチーズケーキ風」スイーツに。はちみつをかけても。
・薄切りにしたトマトや大葉(またはバジル)とチーズを合わせ、塩・こしょう、オリーブオイルをかければ「カプレーゼ風サラダ」に。