豚肉しっとり! しょうが焼き

バラ切落しでも食べごたえ◎。
監修:飛田和緒さん

材料【2人分】

豚バラ切落し 170g
玉ねぎ 小1個
片栗粉 適量
ひとつまみ
しょうゆA 大さじ2
A 大さじ2
砂糖A 大さじ1
おろししょうがA 2片分
大さじ1
【付け合わせ】
キャベツ 適宜
注文できる材料

作り方

1
【下準備】
Aは合わせる。玉ねぎは8等分のくし形切りに、キャベツはせん切りにする。
・豚肉をバットに広げ、両面に片栗粉を薄くまぶす。
point
●豚肉は広げ、玉ねぎはほぐす
火を通す場所であるはずのフライパンの上で、肉を広げたり、玉ねぎをほぐしたりしていませんか? フライパンに入れる前にやっておくと、火の通りが均一になり、切落し肉でもおいしい炒め物やソテーに仕上がるんです。さらに肉には粉をまぶしておくことで、食べごたえが出て、味のからみもよくなります。
2
【玉ねぎを炒め、取り出す】
フライパンに油を熱し、玉ねぎを入れ塩をふって炒める。玉ねぎに火が通り、少し透明になってきたら、一度取り出す。
point
●炒め物はそれぞれ火を通す
いろんな食材を入れるとおいしい炒め物ですが、やはり一つひとつ火の通り加減は違うもの。とくに肉や魚と野菜類は、別に炒めて最後に全部をまとめていくほうが、仕上がりがぐっとおいしくなります。
3
【肉を焼き付ける】
そのままのフライパンで、豚肉の両面を焼く(一度に焼ききれないので、何度かに分けて焼く)。焼き上がった豚肉は玉ねぎと同じ器に取り出す。
point
●バットが一枚あれば便利
下ごしらえや、炒めものの「一時避難場所」に、小ぶりでもいいのでバットを一枚、キッチンに用意しておくと便利です。もちろん、平たいお皿などでもいいのですが、ホーローやステンレスなど、軽くて壊れにくいものがあると、料理の名パートナーになってくれますよ。
4
【調味料とからめながら焼く】
すべて焼き終わったら、フライパンに玉ねぎと豚肉を戻しAを加え、からめながら焼く。器に盛り、キャベツを添える。
point
●味はあとからからめる
たれにつけ込んで焼くしょうが焼きももちろんおいしいですが、どうしても焦げやすい。焼いた肉に味を「からめる」方法なら、簡単にジューシーなしょうが焼きになります。
5
*身につくメモ
粉は小麦粉でもOKです
じつは私、片栗粉好きなので、今回は片栗粉をまぶしましたが、粉は小麦粉でもOK。片栗粉はつるんとした食感ですが、小麦粉ならしっとりやわらかになります。「お肉を広げてから加熱する」というひと手間は、しょうが焼きだけでなく、他の肉料理にも応用できます。わざわざスライス肉を買わなくても、だいたいの料理は切落しで充分。今ではわが家のすき焼きは、もっぱら切落しです。お金をかけずにひと手間かけるって、ちょっとうれしいですよね。

注文できる材料

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