デミソースいらずの簡単ハヤシライス
いつもの調味料と、だしの出る野菜で味わい深く。
監修:飛田和緒さん
材料【4人分】
牛小間切 | 220g |
---|---|
玉ねぎ | 1個 |
エリンギ | 1本 |
ごぼう | 80g |
にんにく | 1片 |
トマトホール缶 | 1缶 |
しょうゆ | 大さじ1 |
中濃ソース | 大さじ1 |
ケチャップ | 大さじ1 |
コンソメ(顆粒) | 小さじ1/2 |
小麦粉 | 小さじ2 |
塩 | 適量 |
こしょう | 適量 |
ごはん | 4膳分 |
油(またはオリーブオイル) | 大さじ2 |
作り方
1
玉ねぎは1cm幅の薄切りに、にんにくはみじん切りに、エリンギとごぼうは細切りにする。ごぼうは水にさらしてアク抜きし、水けをきる。牛肉は炒める10~15分前に冷蔵室から出し、常温に戻す(冬など室温が低いときは30分ほどおいても)。
●常温に戻してから火にかける
とくに牛肉は、冷蔵室から出したての状態で急に熱を加えると、きゅっと縮んでしまうので、常温に戻しておきましょう。目安は脂の白いところがとろっとしてきたら。夏場は10~15分くらい、冬場なら30分くらい出しておくといいですよ。
とくに牛肉は、冷蔵室から出したての状態で急に熱を加えると、きゅっと縮んでしまうので、常温に戻しておきましょう。目安は脂の白いところがとろっとしてきたら。夏場は10~15分くらい、冬場なら30分くらい出しておくといいですよ。
2
鍋に油とにんにくを入れ、弱めの中火にかけて炒める。香りが立ったら中火で玉ねぎを炒め合わせ、しんなりとしたらエリンギとごぼうを入れてさらに炒める。
●だしの出る野菜で味わい深く
今回はデミグラスソースを使わないので、エリンギ・ごぼうと、いいだしの出る野菜を入れています。野菜や調味料のいろいろな味が混ざり合って、深い味わいになるんです。
今回はデミグラスソースを使わないので、エリンギ・ごぼうと、いいだしの出る野菜を入れています。野菜や調味料のいろいろな味が混ざり合って、深い味わいになるんです。
3
牛肉に塩(小さじ1)とこしょうをふり、小麦粉をまぶしてなじませる。(2)の鍋に入れて軽く炒め、牛肉がほぐれてきたら、トマト缶、コンソメを合わせ、ふたをして弱めの中火で10~15分煮る。
●水なしでうまみがぎゅ
トマト缶を入れたら、あとは煮込むだけ。水は入れずに、野菜の汁けだけで煮込むから、うまみがたっぷりと凝縮されます。お好みで赤ワインを少し足してもいいですね。
トマト缶を入れたら、あとは煮込むだけ。水は入れずに、野菜の汁けだけで煮込むから、うまみがたっぷりと凝縮されます。お好みで赤ワインを少し足してもいいですね。
4
全体にとろみが付いたら、しょうゆ、中濃ソース、ケチャップを加え、5~10分煮つめる。味見をして、塩で味を調える。器にごはんとともに盛る。
●最後の煮込みで風味豊かに
全体にとろみが出てきたら完成まであと少し。さらに5~10分煮込むことで、風味豊かに仕上がります。作り始めから完成まで、水かさが減ってとろみが付くまで煮込んでいます。
全体にとろみが出てきたら完成まであと少し。さらに5~10分煮込むことで、風味豊かに仕上がります。作り始めから完成まで、水かさが減ってとろみが付くまで煮込んでいます。
5
*身につくメモ
次の日のオムハヤシも楽しみのひとつ
わが家ではハヤシライスを作った次の日は、「オムハヤシ」にして楽しむことが多いです。卵にはしっかりお砂糖を入れて甘めに仕上げるのが私の好み。甘い卵と塩けのあるソースが混ざり合って、くせになるおいしさです。ぜひ一度、試してみてください。
次の日のオムハヤシも楽しみのひとつ
わが家ではハヤシライスを作った次の日は、「オムハヤシ」にして楽しむことが多いです。卵にはしっかりお砂糖を入れて甘めに仕上げるのが私の好み。甘い卵と塩けのあるソースが混ざり合って、くせになるおいしさです。ぜひ一度、試してみてください。