味しみじんわりさんまの梅煮
味がしっかりしみて、じんわりおいしい。
監修:飛田和緒さん
材料【2~3人分】
さんま | 2尾 |
---|---|
梅干し(小粒) | 6粒 |
しょうが(せん切り)A | 1片分 |
酒A | 1/4カップ |
しょうゆA | 大さじ1と1/2 |
みりんA | 小さじ2 |
砂糖A | 小さじ1 |
作り方
1
解凍したさんまは、長さ4cmくらいの筒切りにし、内臓を箸などで押すように出し、水洗いして、ペーパータオルなどで水けをしっかりとふき取る。
●下処理は菜箸で
梅煮をおいしく仕上げるためには、さんまの下処理をていねいに。筒切りにしたさんまの内臓を取り出すときは、菜箸を使ってぐるぐるとまわしながら、押し出すようにするとうまくいきますよ。取り出したら水洗いをして、水けをしっかりとふき取って。
梅煮をおいしく仕上げるためには、さんまの下処理をていねいに。筒切りにしたさんまの内臓を取り出すときは、菜箸を使ってぐるぐるとまわしながら、押し出すようにするとうまくいきますよ。取り出したら水洗いをして、水けをしっかりとふき取って。
2
鍋(またはフライパン)に、さんま、軽くつぶした梅干し、A、水(80ml)を入れ、中火にかける。
●重ならないサイズのお鍋を
お鍋(もしくはフライパン)は、さんまを入れたときに重ならないぴったりサイズのものを選んで。ちょうどよいサイズのもので煮れば、さんま同士がくっついて身が崩れることもありませんし、味も均一にふくめられるんですよ。
お鍋(もしくはフライパン)は、さんまを入れたときに重ならないぴったりサイズのものを選んで。ちょうどよいサイズのもので煮れば、さんま同士がくっついて身が崩れることもありませんし、味も均一にふくめられるんですよ。
3
ふつふつとしてきたら、落としぶた(オーブン用シートなどの真ん中に穴をあけたものでOK)をして弱めの中火にし、10~15分ほど煮汁が少なくなるまで加熱する。
●さんまではなくお鍋をまわして
煮汁が少なくなって焦げ付きが心配になったら、お鍋を持ち上げてまわしながら、煮汁を全体になじませるようにしましょう。途中でさんまを動かすと、皮がめくれたり、身が崩れてしまう原因になるので、お鍋のほうを動かして。
煮汁が少なくなって焦げ付きが心配になったら、お鍋を持ち上げてまわしながら、煮汁を全体になじませるようにしましょう。途中でさんまを動かすと、皮がめくれたり、身が崩れてしまう原因になるので、お鍋のほうを動かして。
4
*身につくメモ
「落としぶた」で煮物上手に
「落としぶた」は料理に合わせて使い分けると、煮物がもっとおいしくなります。
「軽いふた」は魚を煮るときに。木のような重いものでは魚の皮が張り付いて、身が崩れてしまうことも。私はオーブン用シートを、鍋のサイズに合わせて丸く切ったあと、真ん中に穴をあけて使っています。穴をあけて蒸気を逃がしてあげれば、落としぶたが浮き上がることなく、煮汁が全体にまわるんですよ。
木のような「重いふた」は、野菜中心の煮物に。少し重みがあることで、中の具が動くのを防いでくれるから、煮崩れの少ないきれいな煮物に仕上がります。
「落としぶた」で煮物上手に
「落としぶた」は料理に合わせて使い分けると、煮物がもっとおいしくなります。
「軽いふた」は魚を煮るときに。木のような重いものでは魚の皮が張り付いて、身が崩れてしまうことも。私はオーブン用シートを、鍋のサイズに合わせて丸く切ったあと、真ん中に穴をあけて使っています。穴をあけて蒸気を逃がしてあげれば、落としぶたが浮き上がることなく、煮汁が全体にまわるんですよ。
木のような「重いふた」は、野菜中心の煮物に。少し重みがあることで、中の具が動くのを防いでくれるから、煮崩れの少ないきれいな煮物に仕上がります。