生麩田楽

植物性たんぱく質豊富で、精進料理でもおなじみの一品。
でき上がった生麩のもちもち感は、格別です!

材料【約12~15個分】

強力粉 4カップ 
小さじ1/3(ふたつまみ)
かぼちゃ 70g(皮と種を除き正味)
青のり 小さじ2
白玉粉(食感や表面をつるんとなめらかに仕上げたい場合) 100g
【田楽みそ】
みそ 大さじ2
みりん 大さじ2
注文できる材料

作り方

1
【下準備】
かぼちゃはラップで包んで電子レンジで加熱し、熱い内にフォークなどでつぶしておく。
2
大きめのボウルに強力粉、塩を入れ、水(250ml)を加えてよく混ぜる。生地がひとまとまりになったら、しっかりこねる。表面がなめらかになって手につかなくなったら、ぬれぶきんで包んでポリ袋に入れ、冷蔵室に1時間以上おく。
3
ふきん(またはさらしの布)で(2)を包み、大きめのボウルなどに水をはった中でもみ洗いして、でんぷんを洗い流す。30~40分ほど、水があまり濁らなくなるまで水を変えながらもみ洗いをする。
※白濁した水がだんだん半透明になっていきます。
point
はじめは、やさしく押すようにもみます。だんだん生地に弾力がでてきたら力強くもんで、生地に含まれているでんぷんを洗い流すようにします。途中、生地を見て白っぽいところが残っていたら、その部分はでんぷんが洗い流されていないので、よくもんでください。
4
残ったやや黄色くて網状の塊が、小麦粉に含まれるたんぱく質の一種「グルテン」です。粘りと弾力があり、麩やパン作りでその性質を生かします。
point
食感や表面をつるんとなめらかに仕上げたい場合
白玉粉と水(大さじ6)を混ぜ合わせてグルテンに加え、均一になるようによくこねながら混ぜ込みます。
5
(4)を3等分する。青のり、かぼちゃを混ぜたもの、そのままの3種の生地を作り、それぞれ4~5等分して丸める。
point
青のり、かぼちゃなどを混ぜる際には、網状のグルテンの目に入れるように練り込みます。生地の中央に混ぜるものを入れ、折り込むようにこねてください。
6
鍋に湯を沸かし、(5)を入れてゆでる。弱火で4~5分ほど、浮いてくるまでゆでる。
7
(6)に好みでみそとみりんを合わせた田楽みそを塗り、オーブントースターまたは魚焼きグリルで、焼き色が付くまで、5分ほど焼く(魚焼きグリルの場合は中火~弱火)。
*バリエーションも楽しめます。
●生麩に混ぜるもの
よもぎ、あわ、黒ごま、ゆず、抹茶など。
●食べ方
煮物や椀物に入れたり、揚げ物、炒め物の具材にも。あんを包んだ麩まんじゅう、きな粉や黒蜜をかけてデザートとしても楽しめます。

注文できる材料

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