焼き塩豚

ひとさじの塩で肉のうまみがぐっと増す!
監修:飛田和緒さん

材料【3人分】

豚バラブロック 400g
小さじ1
ねぎ 適宜
レタス 適宜
注文できる材料

作り方

1
・豚肉は表面の水けをふきとり、塩をよくなじませて、ラップで空気が入らないように包む。さらにポリ袋に入れて、冷蔵室で3~4日寝かせる。
・ねぎは細いせん切りにする(白髪ねぎ)。
point
●ラップで包んで味しみよく
お肉に味を入りやすくするために、表面の水けをふき取ってから塩をすり込み、ラップでぴっちりと、空気が入らないように包みます。寝かせている間に肉から水けが出ることもあるので、さらにポリ袋などに入れましょう。冷蔵室で寝かせる目安は、3~4日。2日目はまだ塩がなじみきっていませんが、3~4日おくと熟成がすすんでうまみが増し、塩かどがとれてきますよ。
2
【フライパンの場合】
フライパンに塩豚の脂身を下にして入れ、上にアルミ箔をかぶせて、強めの中火にかける。
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●かたまり肉でうまみをギュッ
フライパンの場合もオーブンの場合も、お肉のうまみを逃さないように、スライスせず、かたまりのまま焼きます。ちょっと時間はかかりますが、パサつかず、ジューシーに仕上がるんです。フライパンの場合はまず脂身を下にして、強めの中火でカリッと焼き、うまみを閉じ込めて。油はねを防ぐために、お肉にはアルミ箔をかぶせてくださいね。
3
底の広いフライパンなどをのせ、押し付けるように6分焼く。途中、脂が出てきたらペーパータオルでふき取る。同じように、ほかの3面を6分ずつ焼く。
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●押し付け焼きでこんがり
フライパンなどの重しをギュッと押し付けながら焼くことで、お肉が反り返らず、余分な脂が落ちてまんべんなくカリッと香ばしく焼き上がります。脂身でない面は中火でじっくり。途中フライパンが熱くなりすぎたら火を弱めて調整しましょう。
4
焼いた塩豚を取り出し、アルミ箔で包んで5分おいて、肉汁を落ち着かせてから、食べやすい大きさに切る。
5
器に(4)を盛り、好みで白髪ねぎ、レタスを添える。
6
【オーブンの場合】
天板にオーブン用シートを敷いて塩豚をのせ、200℃に予熱したオーブンに入れて約20分焼く。オーブンから取り出し、アルミ箔に包んでオーブンの天板に戻し、10分ほどおいて余熱で中まで火を通す。串を刺して、透明な肉汁が出てきたら取り出し、食べやすい大きさに切る。
7
器に(6)を盛り、好みで白髪ねぎ、レタスを添える。
8
*身につくメモ
少しの塩で仕込んでおけば、肉のうまみがぐっと増します
塩さえしておけば、あとは時間がお肉のうまみを引き出してくれるひと品。オーブンを使う場合は放り込むだけで手もコンロも空くので、来客の日にも頼れる料理です。レタスやキャベツなど葉物野菜をたっぷり添えて、せん切りしょうが、大葉、キムチなどといっしょに巻いて食べてもらうことも。日もちは冷蔵室で約3日が目安。多めに作って、チャーハンやサンドイッチ、ラーメンの具にも使います。
焼くのはもちろん、ゆで塩豚もおすすめです。鍋に塩豚の1/3くらいまでの酒、肉がかぶるくらいの水を入れて30~40分アクをとりながらゆで、さまして完成。ゆで汁でうどんやスープを作ったり、ゆで汁に浮いた脂(ラード)を炒め物に使うのもおいしいですよ。

注文できる材料

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