手作りみそ【乾燥こうじで作る場合】
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大豆を「ゆでる」「つぶす」「丸めて詰める」の3ステップで作れる「手前みそ」。生よりも保存期間が長い乾燥こうじなら、好きなタイミングで仕込めます。
材料【でき上がり約4kg分/塩分約10%】
大豆 | 1kg |
---|---|
乾燥こうじ | 1kg |
塩 | 400g |
種みそ(※) | 250g |
※原材料に「アルコール」や「酒精」がない、酵母菌が生きているもの。昨年手作りしたみそでも。 | |
除菌用のアルコール(※) | 適量 |
※焼酎やホワイトリカーなどアルコール35度以上のもの(キッチン用のアルコールスプレーは避ける) | |
【準備する道具】 | |
・保存用のみそかめまたはホーローポット(6L前後のもの) | |
・こうじと塩を混ぜるための鍋(またはボウル、30L前後の大きめのポリ袋) | |
・大豆を煮るための大きめの鍋、ざる(ともに直径30cm前後) | |
・大豆をつぶすためのボウル、マッシャーやハンディミキサー、フードプロセッサー、またはポリ袋とめん棒など | |
・ラップ | |
・重石用の塩(1.2kg・でき上がりの30%。ポリ袋に入れて使用) | |
・保存容器を覆うための新聞紙とひも |
作り方
1
【下準備】
みそを仕込む前の晩に大豆を洗い、大豆の3~4倍以上の水にひと晩(約12時間)ひたす。
※夏場は冷蔵室に入れる。
アルコールをふきんなどに含ませ、保存容器(みそかめまたはホーローポット)の内側をふいて除菌する(その前に熱湯消毒をしておくとさらによい)。
みそを仕込む前の晩に大豆を洗い、大豆の3~4倍以上の水にひと晩(約12時間)ひたす。
※夏場は冷蔵室に入れる。
アルコールをふきんなどに含ませ、保存容器(みそかめまたはホーローポット)の内側をふいて除菌する(その前に熱湯消毒をしておくとさらによい)。
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大豆は吸水すると、約2倍の大きさになる。
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2
【STEP1:大豆をゆでる】
鍋に水けをきった大豆と新しい水(大豆の2倍の量)を入れ、火にかける。途中アクをとり、湯を足しながら、親指と小指でつぶせるくらいのやわらかさになるまで3~5時間、弱火で煮る。大豆の皮が入っていてもOK。
※圧力鍋で煮る場合は、圧を抜くところに大豆の皮などが詰まると危険なので、要注意。
鍋に水けをきった大豆と新しい水(大豆の2倍の量)を入れ、火にかける。途中アクをとり、湯を足しながら、親指と小指でつぶせるくらいのやわらかさになるまで3~5時間、弱火で煮る。大豆の皮が入っていてもOK。
※圧力鍋で煮る場合は、圧を抜くところに大豆の皮などが詰まると危険なので、要注意。
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3
大豆を煮ている間に、除菌した鍋(またはボウルや大きめのポリ袋)にこうじ、塩を入れ、両手をすり合わせるようにしてよく混ぜる。こうじをつぶさないように注意。
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作業に入る前に手を洗いましょう。指輪をしていたら外して。
4
(2)が熱いうちにざるにあげ、煮汁をきる。このとき、煮汁を捨てずに種水用として600ml程度取りおき、人肌にさます。
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5
人肌程度(30℃くらい)にさました(4)の種水(450ml)を(3)のこうじと塩に入れて混ぜ、そのまま30分ほどおく。熱いとこうじ菌が死んでしまうので注意。
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6
【STEP2:大豆をつぶす】
チャック付き袋などに(4)の大豆を入れ、さめないうちに手の平やめん棒でペースト状につぶす。熱い場合はふきんなどをのせて作業しても。やけどに注意を。
チャック付き袋などに(4)の大豆を入れ、さめないうちに手の平やめん棒でペースト状につぶす。熱い場合はふきんなどをのせて作業しても。やけどに注意を。
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マッシャーなどでつぶしても。フードプロセッサーを使う場合は大豆を数回に分ける。回転しにくいようなら(4)の種水を大さじ1ずつ入れる。
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7
(6)の大豆が人肌くらいにさめたら、(5)、種みそを入れて、よく混ぜ合わせる。こうじをつぶさないように注意。
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粘土くらいのかたさに。もし、かたい場合は、(4)で取りおいた種水を大さじ1ずつ入れる。
8
【STEP3:丸めて詰める】
(7)をだんご状に丸めてみそ玉を作り、清潔な容器に3~4個ずつ詰める。上から手のひらや甲で押してしっかりと空気を抜く。これを繰り返し、最後は表面を平らにする。
(7)をだんご状に丸めてみそ玉を作り、清潔な容器に3~4個ずつ詰める。上から手のひらや甲で押してしっかりと空気を抜く。これを繰り返し、最後は表面を平らにする。
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みそ玉にして容器に詰めると空気が抜けるので、雑菌の繁殖防止になり、発酵もうまく進む。みそ玉は、少しやわらかめに握ったほうが、容器に詰めるとき、空気が抜けやすくなる。
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9
表面にふり塩(小さじ1程度・分量外)をする。容器の内側と縁をアルコールでふき、みその表面が空気にふれないようにラップをはりつけ、重さが均一にかかるよう重石をする。
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重石には大きめのポリ袋に塩を入れた塩袋を使うのがおすすめ。重さが均等にかけられるうえ、塩は腐敗しないので、破れてこぼれたりしても大丈夫。
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10
容器を紙で覆って、ひもでしばる。直射日光の当たらない、冷蔵室以外の涼しい場所におく。湿度や温度の高い場所は避ける。
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ラベルに仕込んだ年月日、使用原料の量目を記入しておくとよい。
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11
約6カ月熟成させる。少し食べてみて、甘みやうまみが感じられたらみその完成です。
※でき上がりのみその色みは、各家庭で異なります。
※夏場に仕込んだみそは、熟成期間2~4カ月を目安に、完成までこまめに状態をチェックしてください。
※でき上がりのみその色みは、各家庭で異なります。
※夏場に仕込んだみそは、熟成期間2~4カ月を目安に、完成までこまめに状態をチェックしてください。
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仕込み後、3カ月ほど経ったときに「天地返し」を行うと、香りもよく、味もよりおいしくなる。熟成後は冷蔵室か冷暗所に置き、発酵を止めて、熟成が進まないようにする。
「手作りみその天地返し」はこちら>
●カビが生えていたら、カビの部分だけスプーンで取り除く。
●みそからしみ出る「たまり」が上がっていたら、みそに混ぜる。
「手作りみその天地返し」はこちら>
●カビが生えていたら、カビの部分だけスプーンで取り除く。
●みそからしみ出る「たまり」が上がっていたら、みそに混ぜる。