冷やし梅

香り豊かな黄梅をグリルして梅の持ち味をギュッと凝縮。蜜をたっぷりからめることで、ほかの果実では味わえない「おとなの酸味」を楽しめます。
監修:長田佳子さん

約45分(冷やす時間は除く)

材料【作りやすい分量】

8個(黄色く熟したもの)
花見糖 100g
粉山椒 適宜
注文できる材料

作り方

1
梅はよく洗ってようじでへた(なり口)をとり、しっかりと水けをふき取る。
point
使うのは生の梅がおすすめ。冷凍した梅を使うと皮が破れたり、果汁が流れ出やすくなります。

*梅がまだかたい場合は追熟を
梅が全体に黄色く、さわってみてわずかにやわらかく感じられたら作りどき。また、梅のよい香りがすることも目安のひとつです。まだかたいようなら、ざるかダンボール箱などに移し、室内の風通しのよいところに置いて追熟しましょう。
2
【オーブントースターで梅を焼く場合】
天板にアルミ箔を敷いて梅を並べ、オーブントースターに入れて焼く。10分ほど(1000Wの場合)焼いたら梅の上下を返し、さらに5~10分、様子を見ながら実がぷっくりとするまで加熱する。
【オーブンで梅を焼く場合】
180℃に予熱したオーブンで10分ほど焼く。上下を返して、さらに8分ほど焼く。
point
まんべんなく火が通るように、梅の上下を返すか、天板の前後を入れ替えるのがおすすめです。焼き上がりの目安は、皮が張ってぷっくりとふくらんだころ。皮が破れすぎると実が崩れるので、様子を見ながら焼きましょう。
3
小鍋に『花見糖』と水(20ml)を入れ、弱めの中火にかける。かき混ぜずに、鍋をゆすって3~5分を目安に溶けきるまで煮詰める。やけどしないように箸などでシロップを触り、かすかに糸が引いたら火から下ろす。
point
「加熱中はかき混ぜない」のが、結晶化させないコツ。焦がさないよう均一に溶かすには、鍋ごと傾けて回すようになじませます。
4
梅の実が焼き上がったら、熱々の(3)に加え、好みで粉山椒(ひとつまみ)をふってやさしくからめ合わせる。粗熱がとれたら清潔な保存容器に入れ、冷蔵室で1日冷やす。
point
『花見糖』のシロップはさめると結晶化してくるので、熱いうちに梅を入れ、皮が破れないようやさしくからめ合わせて。
1日しっかり冷やすことで味がなじみ、果肉の酸味と蜜のまろやかな甘みを楽しめるようになります。
5
●アイスのトッピングに
梅のエキスが溶けたシロップごと、バニラアイスに添えると絶品! ミルキーなコクと甘酸っぱさが混ざり合う「おとなの梅アイス」に。
6
●ドリンクにアレンジ
梅のエキスが溶けたシロップごと、ソーダ割りにしたり、アイスティーに入れてさわやかに。
8
*日もちの目安
冷蔵室で約2週間。冷凍保存する場合は約2カ月。
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注文できる材料

わたしらしい梅しごと

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