ゴーヤがやさしいチャンプルー

下処理のひと手間でゴーヤの苦みもやわらぐ。
監修:飛田和緒さん
材料【2~3人分】
にがうり | 1本 |
---|---|
わしたポーク缶 | 1/2缶 |
もめん豆腐 | 1/2丁(150g) |
卵 | 2個 |
にんにく | 1片 |
砂糖 | 小さじ2 |
しょうゆ | 少々 |
かつお節(花かつお) | 適量 |
油 | 大さじ1 |
作り方
1
にがうりは縦半分に切り、わたと種を取り除き、5mm~1cm幅に切る。ボウルに入れ、塩(小さじ1/3・分量外)をまぶして軽く混ぜ、10分ほどおく。鍋に湯をたっぷりと沸騰させ、にがうりをさっと湯通しする。冷水にとってから水けをきる。

●ひと手間で苦みがマイルドに
ちょっとしたひと手間ですが、スライスしたにがうりを塩もみして少しおいたあとに、さっと湯通しするだけで苦みがマイルドになります。にがうりの独特な苦みが苦手な人は、ぜひ試してみてください。
ちょっとしたひと手間ですが、スライスしたにがうりを塩もみして少しおいたあとに、さっと湯通しするだけで苦みがマイルドになります。にがうりの独特な苦みが苦手な人は、ぜひ試してみてください。

2
にんにくは薄切りにする。ポーク缶は食べやすい大きさに切る。豆腐はざるやペーパータオルにのせ、軽く重石をして20分ほど水きりする。卵は割りほぐし、砂糖を混ぜ合わせる。

●水きりは重石をしてしっかりと
豆腐の水きりの加減は料理によって違います。麻婆豆腐のように煮る場合は、ペーパータオルに出しておくだけで大丈夫。ゴーヤチャンプルーのような炒め物の場合は、炒めているうちに豆腐から水けが出てきてしまうので、重石をして念入りに水けをきりましょう。
豆腐の水きりの加減は料理によって違います。麻婆豆腐のように煮る場合は、ペーパータオルに出しておくだけで大丈夫。ゴーヤチャンプルーのような炒め物の場合は、炒めているうちに豆腐から水けが出てきてしまうので、重石をして念入りに水けをきりましょう。

3
フライパンに油(小さじ2)を熱し、にんにくを入れる。香りが立ったら、いったん取り出し、溶き卵を一気に流し入れ、炒める。半熟状になったら、いったん取り出す。
4
フライパンに残りの油を足して熱し、にがうりとポーク缶を炒める。油がなじんだら、豆腐を大きめにちぎって入れ、にんにくを戻し入れて、全体を炒め合わせる。

●豆腐はちぎって味しみよく
炒めているうちに崩れてしまうこともあるので、豆腐は切らずに手でちぎって入れて。ちぎってでこぼこになった面が、味をよく吸っておいしく仕上がるんです。
炒めているうちに崩れてしまうこともあるので、豆腐は切らずに手でちぎって入れて。ちぎってでこぼこになった面が、味をよく吸っておいしく仕上がるんです。

5
卵を戻し入れ、軽く炒め合わせて、しょうゆをまわし入れる。器に盛り、かつお節をのせる。
6
*身につくメモ
食材との出合いを大切にしたいですね
子どもがいたり、独特の苦みが苦手だからと敬遠しがちな「にがうり」ですが、下処理の仕方や、味付けを工夫することで、苦みをマイルドにすることができます。わが家でも娘に食べさせるときは、ひと手間かけた下処理で、少しずつ苦みに慣らしていきました。
私自身もそうですが、子どものうちからいろいろな食材に触れることで、食べる楽しさにつながるのだと思います。食材との出合いを大切にしていきたいですね。
食材との出合いを大切にしたいですね
子どもがいたり、独特の苦みが苦手だからと敬遠しがちな「にがうり」ですが、下処理の仕方や、味付けを工夫することで、苦みをマイルドにすることができます。わが家でも娘に食べさせるときは、ひと手間かけた下処理で、少しずつ苦みに慣らしていきました。
私自身もそうですが、子どものうちからいろいろな食材に触れることで、食べる楽しさにつながるのだと思います。食材との出合いを大切にしていきたいですね。