災害時に役立つ! ポリ袋を使った湯せん調理

ポリ袋を使った湯せん調理なら、湯せんの水が繰り返し使え、鍋も器も洗わずでOK。災害時、貴重な水の節約になります。
監修:今泉マユ子さん

材料

【準備するもの】
カセットコンロ・カセットガスボンベ
ポリ袋(耐熱性の高密度ポリエチレン製ポリ袋)
【パスタ】(1人分)
スパゲッティ 80~100g
ツナ 1缶(または1袋)
塩昆布 大さじ1
【オムレツ】(1人分)
1~2個
ハム 1~2枚
シュレッドチーズ 適量
ケチャップ 適宜
【蒸しパン】(1~2人分)
ホットケーキミックス 50g
ドライフルーツミックス 大さじ1
ミックスナッツ 大さじ1
【みそ汁】(1人分)
乾燥野菜みそ汁の具 適量
カットわかめ 適量
かつお節 適量
みそ 小さじ2
和風だしの素 小さじ1/3
注文できる材料

作り方

1
【基本の作り方】
ポリ袋に、材料を入れ、なるべく空気を抜きながら袋をねじり、上部を結ぶ。
2
鍋底に皿を敷き、鍋の半分の高さまで水を入れる。皿の上に(1)を入れ、ふたをして強火で加熱する。
3
沸騰したら中火にして加熱する。結び目をほどき、ポリ袋のまま器に盛りつける。
point
食べ終わった袋は、ゴミ袋として再利用も。
4
【パスタ】
ポリ袋にスパゲッティと水(3/4~1カップ)を入れて、なるべく空気を抜きながら袋をねじり、上部を結ぶ。鍋底に皿を敷き、鍋の半分の高さまで水を入れる。ポリ袋を入れふたをして強火で加熱する。沸騰したら中火にし、パッケージに記載のゆで時間+2分を目安に加熱する。結び目をほどき、塩昆布、ツナを汁ごと入れて混ぜる。
point
・スパゲッティは、必要に応じて半分に折り、加熱するときは平らに広げてください。
・ゆで上がりは好みの具をあえるだけでなく、粉末のコーンスープ、レトルトのパスタソースなどのアレンジも。
・パスタソースにする場合は、スパゲッティといっしょに鍋で湯せんすると効率的です。
・ポリ袋に顆粒コンソメ(小さじ1/2)もいっしょに入れると、味付きパスタになりそのまま食べることも。
5
【オムレツ】
ポリ袋に卵を割りほぐし、チーズ、ハムをちぎりながら入れ、なるべく空気を抜きながら袋をねじり、上部を結ぶ。鍋底に皿を敷き、鍋の半分の高さまで水を入れる。ポリ袋を入れ、ふたをして強火で加熱する。沸騰したら中火にし10分加熱する。火を止めてふたをしたまま5分蒸らす。好みでケチャップをかける。
6
【蒸しパン】
ポリ袋に水(1/4カップ)とすべての材料を入れて混ぜ、なるべく空気を抜きながら袋をねじり、上部を結ぶ。鍋底に皿を敷き、鍋の半分の高さまで水を入れる。ポリ袋を入れ、ふたをして強火で加熱する。沸騰したら中火にし15分加熱する。火を止めてふたをしたまま5分蒸らす。
point
甘納豆や黒炒りごまなど、好みの具でも。
7
【みそ汁】
ポリ袋に水(150~180ml)とすべての材料を入れて混ぜ、なるべく空気を抜きながら袋をねじり、上部を結ぶ。鍋底に皿を敷き、鍋の半分の高さまで水を入れる。ポリ袋を入れ、ふたをして強火で加熱する。沸騰したら中火で5分加熱する。
point
・ポリ袋のまま器にのせる場合は、直接口をつけると危ないので、スプーンを使って食べてください。
・だし入りのみそを使う場合は、和風だしの素は不要です。

注文できる材料

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